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健康は成長を支える経営資源~心の栄養

 

 社員の健康が会社の経営に大きな効果をもたらすという『健康経営』の考え方が日本の企業に広がり始めています。社員の健康管理を、労務管理や福利厚生の側面で捉えるのではなく、経営戦略として位置付けることが求められています。従業員の健康こそ、企業の競争力を高める経営の最重要課題です。

 

 健康とは心も体も健やかであること。健康でいるためには活動と休息が大事です。活動するためには栄養バランスのよい食事を取り、免疫力を高めることが大事です。休息するためにはぐっすり眠ることができること。不安やストレスを抱えているとなかなか眠れなかったり、眠りが浅かったりします。

 

 私達は肉体的な成長や健康のためにビタミンやたんぱく質といった栄養が必要なように、心の健全な健康のために心も栄養が必要です。心の栄養って何かわかりますか?

 

一言でいうと「自己肯定感を高める」つまり「認めること」だと思います。これでいいんだと、ありのままを受け入れ、

 

「自分の存在が認められているのだと感じると、心の栄養が満たされてきます。

 

 心に栄養をあたえる。言語、非言語全て含めて「存在を認める行為」をあたえること。

 

 例えば、次のようなことです。朝起きて「おはよう」とあいさつすると、相手も「おはよう。今日はいい天気ね」と返してくれる。小さな子供が泣いていたら、ぎゅっと抱きしめて体をさすってあげる。がんばって仕事している姿を見て、そっとコーヒーを差し入れる。

 

 どれも日常の何気ない交流の一コマですが、どれも肯定的な相手を認める心の交流がなされています。みなさん、ありがとうはよく言っていますか?ありがとうという感謝の気持ち。この感謝の気持ちこそ最高の相手を認めるほめ言葉。ほめるとはプラスの価値を発見して伝えること。そして、ほめるは感謝の心からうまれるのです。こうした心の交流がなされると、心に栄養が補給され、心も健やかになるのです。

 

 次回は心の栄養についてさらに具体的にお話致します。