
脳はあらゆる物事にラベルを貼る傾向にあります。「これは○○だ」と頑固にしかもマイナスのラベルを貼る傾向にありそのイメージに固執してしまうのです。
つまり、思い込みや決めつけは、本能のままに物事を捉えてる証拠。
すべての物事には多面性があるのです。まだ見えていない部分があるのです。
未視野を見る努力をしてみて下さい。
見えている部分を広げることによって、マイナス面だけではない物事の総体が見えてきます。
そうして、視野を広げることによって、物事のプラス面が現れてくるのです。
日常的な出来事やモノの印象を逆転させるトレーニングを積めば、プラスイメージを引き出す観察力が養われます。
マイナスイメージをプラスイメージに変換してみましょう。
- 飽きっぽい→気持ちの切り替えが早く、視野が広い
- 意地悪い→多彩な表現力がある
- うるさい→にぎやかで威勢がいい
- おせっかい→世話好きで、自分の気持ちに正直
- 落ち着きがない→行動力があり、活発。好奇心旺盛
- 頑固→自分の意見を持っている。意志が強い
- 空気が読めない→周りに流されず、自分の意見を主張できる
- 愚痴を言う→正直で飾らない
- 嫉妬深い→愛情が豊かで、自分の気持ちに忠実
- 自己中心的→自分の気持ちに素直。
- だらしない→リラックスしていて素直。自分を持っている
- 生意気→度胸がある。成長志向がある
- 優柔不断→柔軟な視点で物事を見られる。想像力豊か
- 要領が悪い→丁寧でひたむき
普段からプラスイメージを持っていて、プラスの言葉を使っていると、体にいい影響を与えることが近年の研究でわかってきています。脳は自分が口にした言葉にも反応し、活性化するのです。そうして脳の働きがよくなると、免疫系の機能も向上し、健康な体になると言われています。逆にマイナスイメージの言葉ばかり口にしていると、脳の機能が低下し、心も体もひどく落ち込んでしまいます。心のみならず、体調にまで影響を与えるのが、言葉の力なのです。
次回はプラスの言葉についてお話します。