ストレス対処 4つの切り札

【ストレス対処 4つの切り札】
ストレスは、生きていくうえで避けては通れないものですが、うまく解消したり、ストレスとうまくつきあう方法を身に付けることは可能です。何事も悲観的、否定的に考えるとストレスがたまりがちです。ストレス改善のためには、そうしたネガティブな考え方を変えていくことが肝心です。ストレス対処 4つの切り札を使ってストレスとうまくつきあっていきましょう。
①自己肯定
自分が"ダメ"な理由の分析よりも、「どのようにしたらうまくいくのか」という具体的な方法を考えるようにします。「自己肯定」の感覚をもつためには、自分の特徴について、肯定的に言いかえたり、見方を変えてみましょう。
 
②自己効力
「うまくいくだろうか」と、悲観的な結果の予測ばかりをするのではなく、「ここまで十分に努力してきた」という実感や、「まだ余力がある、まだやれる」というプラスのイメージをもち、成功体験を積んでいきましょう。自信がもてるようになり、さらなる成功体験を得ようってなると自己効力がついてきたってことです。
 
③強い"支え"
周囲からの協力が得られるという感覚や将来起こる展開をある程度予測することができ、余裕をもって対応できる感覚、
困難を乗り越えて生きようとする感覚。これらの感覚を持つことが強い支えとなります。
④自己回復力
誰もがもっている"心の回復力"、ストレスをはね返す、"心の弾力"のことです。自己回復力を保つためには、悲観ばかりせずに、「まんざら悪くない」と、肯定的に受け入れるようにします。誘われた集まりなどにはいろいろと参加してみて、興味や関心を広くもつようにしましょう。ストレスを減らすことよりも、自己回復力を刺激することに重きを置くとよいでしょう。