ストレスサイン

ストレスは“悪いもの”と思われがちですが、適度なストレスは人がよりよく生きていくためには必要なものです。しかし、ストレスが過剰な状態になると、こころの不調の原因になります。

 

あなたがストレスを感じたとき、どんな体の不調が現れやすく、どんな気持ちになりやすいですか?


体やこころの“ストレスサイン”が現れた初期の段階で、適切に対処することができれば回復も早くなります。ストレスが長く続いて状態が悪化すると、うつ病などのこころの不調につながる可能性が高くなります。


ストレスサインを知っておき、ストレスサインに気づいたら、休養をとったり、気分転換をするなど、早めにセルフケアをすることがストレス解消を促し、こころの不調の予防につながります。

 

 

ストレスによる主な症状(ストレスサイン)

 

体のサイン

・肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの痛みが出てくる
・寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める
・食欲がなくなって食べられなくなったり、逆に食べすぎてしまう
・下痢をしたり、便秘をしやすくなる
・めまいや耳鳴りがする

こころのサイン

・不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる
・ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
・気分が落ち込んで、やる気がなくなる
・人づきあいが面倒になって避けるようになる

 

自分はもちろんですが、家族や職場の方や友人など、ちょっとした変化に気づき、こうしたストレスサインを見逃さないようにしてあげられるといいですね。