
メンタルの強い人の特徴は「捉え方の多さ」と「集中力」にあります。
まず一つの物事や出来事に対して、いくつもの見方や捉え方が出来るということです。
逆にいえば、自分が強くない、タフではないという人は、物事や出来事の捉え方が少ないです。一つの視点や一つの面からしか物事を捉えられていない可能性があります。
また、心の強さや精神的なタフさを発揮する人は、
目の前のことや必要なことに対する集中力を有しています。余計なことを考えたり、不要なことに気を取られたりしません。上手くできなかったらどうしようなどと考えたりせず、「これをやろう」ということに全神経を集中します。
心が強くなる、精神的にタフになるためのポイントは、次の2つということになります。
1)物事に対する捉え方が豊富である
2)目の前の必要なことに集中できる
実はこれらが心を強くし、精神的にタフになる秘訣なのです。
経験値のある人間が精神的にタフなのも、場数を踏んでいるので様々な捉え方を知っているからです。
「失敗したらお終いだ」「失敗する人間はダメな人間だ」という捉え方しかなければどうでしょう?
それこそ、失敗が怖くなって萎縮し、本来の自分の力すら発揮できません。
仕事や人間関係では、特に苦労することになります。
しかしもし「失敗したら、次にどうすればいいか考える」とか、「失敗経験こそ太い経験値につながる」
という捉え方もあったらどうでしょう?
ただ萎縮したり落ち込むのではなく、新しい視点や工夫がもて、気持を切り替えて新たなトライに向かいやすくなる
はずです。心の強さや気持ちの切り替えは、こうした捉え方の豊富さからくるのです。
たった一人で試行錯誤するよりも、その分野の専門性や経験値を有していて、しかも信頼できる人がそばにいたほうがより早く目標を達成できますね。