
自分は価値のない人間なんじゃあないか、、、。
何やってもうまくいかないんです、、。
なかなかわかってもらえないのは、自分のせいだと思います、、、。
このようなお悩みを持っている人が漠然とイメージしているのは「みんなから認められて、好かれて、称賛されて、求められる」ことのようです。
つまり、自己肯定感が低いのに、承認欲求は人一倍強いのです。
そこで私は問います。
そもそも自分の価値、自分の存在意義ってなんでしょう?
そして寄り添いながらクライエントさんの言葉に耳を傾けます。
自分の価値は自分が決めることに気がつくまで。
なぜなら、自分の価値というこのとても大きな問題に対する決定権をいとも簡単に他人に委ねているからです。
もったいないですよね。「でもそれは自信がないからです」とよくクライエントさんは言われます。
では、今までどんなことをしてきたの?どんな気持ちでやってきたの?どんな人と、どう関わってきたの?
ひも解きながら、承認していきます。
「価値ある人間だ」と人からの評価を得ようと躍起になるより、自分は何に価値を感じるかを決め、それを大切にしましょう。
人から評価を得るために人に貢献するのではなく、自分がやりたいこと大切にしたいことだからという価値観で人に貢献しましょう。
自分の価値や存在意義を人に決めてもらうのではなく、自分がコツコツ出来ることを続けていく経験値に、自分の価値を見出しましょう。
それは日常生活のちょっとしたことや毎日のことです。
そういう日々の繰り返しに価値を置けるようになると、不安や焦り、劣等感といったものを手放すことが出来るのです。
そういう視点が持てるようになると、人との出会いや経験一つ一つがまるで奇跡のようにすら、感じられるようになるはずです。