健康経営施策の新たな展開

健康経営度調査とは、法人の健康経営の取組状況と経年での変化を分析するとともに、「健康経営銘柄」の選定および「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定のための基礎情報を得るために実施している調査です。

 

「健康経営度調査」は、単純に「健康経営銘柄」の選定及び「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定に活用されるだけではありません。


健康経営度調査は専門家による委員会において策定されておりますので、「健康経営について興味を持ったが何から始めれば良いのか」といった課題を持つ企業にとっては、まずこの健康経営度調査に回答することで、健康経営を実践するにあたって何が重視されるのか、何からどのように取り組めば良いのかがわかります。


そのため、当該調査自体は主に大企業を対象としているものではありますが、中小企業の方にとってもどういうポイントが重要なのかがわかるようになっております。


またこの調査は、既に7回実施されており、統計データとして分析することで、国内企業の取組度合の推移の把握等様々な分析にも役立てることができます。

 

 令和3年度は、健康経営がより評価される環境を整備し、健康経営の裾野の拡大を図るため、新たに以下の点を

 健康経営度調査に反映しました。

  1. 情報開示の促進(健康経営度調査フィードバックシート等の開示をホワイト500の必須要件とする等)

  2. 業務パフォーマンスの評価・分析(従業員の業務パフォーマンスの測定の有無とその手法)

  3.  スコープの拡大(自社だけでなく、取引先の健康経営の取組を支援しているか、社会全体の健康への寄与等)

中小規模法人部門の健康優良法人認定も、11月1日まで申請が受け付けられています。いずれも選定・認定時期は2022年3月ごろの予定となっております。