R5年中体連 相撲競技 救護

2023年7月15日(土)県立武道館屋内相撲場にて『R5年 石川県中学体育大会 相撲競技』の救護員として参加しました。 こんなに土俵に近いところで見るのは、はじめてで、真剣勝負の試合にすっかり魅了されました。 重量級は中学生と思えないくらい頼もしくて、相撲の競技の奥深さを感じました。立会のぶつかる音がすごかったです。毎試合手に汗握る緊張感がありました。 

 

屋内相撲場には、大型扇風機が稼働してますが、この日も暑くて熱中症対策を万全にして臨みました。もちろん大会には救急箱が用意されていますが、私は必ず自分でも救急バッグを持参します。その中身の代表的なものとしては、OS1はもちろん、冷凍してあるアクエリアスウォーターパウチ、衣類等にかける冷却スプレーや氷のうや冷却タオル、うちわなど。そして、創傷や打撲などの応急処置必要物品。バイタルチェックするための血圧計や聴診器やパルスオキシメータ(血中酸素濃度計)やペンライトなどです。(まだほかにもありますが)そして今回、相撲競技なので、土俵際での創傷が多いだろうと思い、砂を洗い流すための洗浄ボトルも持参しました。案の定とても役に立ちました。

 

創傷処置をしながら、傷の痛さより負けたくやしさで涙をこらえる選手をみて、こうしたスポーツ救護は、看護のスキルだけではなく、アスリート精神に寄り添うことの大切さを感じました。こうした時の声かけは難しいといわれてますが、言葉は自然と出てきます。それはきっと思いやる心があるから。令和5年、今年の夏はとってもあついです。 最後に無事大会が終わってよかったです。